N国立花孝志がマツコの発言を批判!TOKYO MXは放送法違反?

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2019年7月29日に放送された「5時に夢中!(TOKYO MX)」で、マツコ・デラックス氏がNHKから国民を守る党(以下「N国党」)に関し「ただの気持ち悪い人たち」「ふざけて(票を)入れている人も相当数いると」と発言した。これに対しN国党の代表立花孝志参議院議員は、放送法4条1項2号と4号に違反しているのではと意見を述べている。
また、有権者を侮辱する発言は公序良俗に反するため、第1号にも違反しているのではとも述べている。

放送法 第4条(国内放送等の放送番組の編集等)
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

立花氏は「テレビ局が政治団体に対して不公平な放送をしている。対立しているわけだから、反対側の立場の人間を出演させていない」と述べ、TOKYO MXに対しても問題提起をしています。

TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン株式会社)は東京を拠点としたテレビ局であり、東京都を放送対象地域とするテレビ放送を行っている会社です。TOKYO MXは国から特定地上基幹放送の免許を取得しテレビ放送をしています。限りある公共の電波を使用しているため、当然、放送法を守る立場です。

テレビ放送の免許ができた理由ですが、戦前・戦中に国民へ誤った情報を流し、戦争へ導いたこと等への反省のためです。放送法は、GHQから表現の自由(憲法21条)を実現する法律を作るよう指示があり、1950年に制定されました。そのため、テレビ局は表現の自由を大切にしながらも、事実に基づいた情報を流すという使命を負っていると言えます(放送法1条)。

しかし、今回のマツコ氏に対する批判は、世間から注目を集めるためにマツコ氏を利用したとのことです。なぜ、マツコ・デラックスだったのかというと、マツコ・デラックスが視聴率やYouTubeの再生回数アップなどの数字を持っていたからとのこと。

放送事業者は不利

テレビ局は総務省(国)から放送を行う免許を取得し、ルール(放送法)に沿い放送を行います。もし、ルール違反をしたら、罰則を科されたり、免許を取り消されたりします。また、放送事業者はスポンサー企業の意向に反しないことも求められます。

一方、立花氏が利用しているYouTubeは国からの免許取得は不要です。あるのはYouTubeの規約くらいで、規約違反をするとアカウントを削除をされるくらいです。

つまり、テレビ局は制約がたくさんあり、YouTuberとの戦いは不利になってしまいます。

しかし、立花氏は国会議員であり、有権者と約束した公約(NHKのスクランブル放送化)を実現するという使命を負っています。今回のケースもその公約を実現するための行動の一つだと思いますので、今後の立花氏の行動に注目していこうと思います。